はじめに
本記事では、Excelでチェックシートを作成する方法を説明します。
本記事の到達点
下のようなチェックリストがあるとします。
対応状況の欄に「済」と入力すると、該当行の背景が黄色に変わり、完了が一目で分かるようになります。
上記のようなチェックシートを実現するためには、主に以下の2つの作業を行います。
1.対応状況の欄に「済」か「未」と入力できるようなデータ入力規則を設定
2.条件付き書式を設定
1.対応状況の欄に「済」か「未」と入力できるようなデータ入力規則を設定
1.チェックリスト表とは別に新しいワークシートを作成し、列の空白をあけずに「未」「済」と入力します。
2.チェックリストのワークシートに戻り、「データ」タブ → 「データの入力規則」 → 「データの入力規則」の順に選択します。
3.ダイアログボックスが表示されます。入力値の種類に「リスト」を選択し、元の値の欄には、別ワークシートに用意した「済」と「未」が入力されているセルの範囲を指定します。
4.データの入力規則が正しく設定されました。
2.条件付き書式を設定
1.チェックリストの範囲を選択し、「ホーム」 → 「条件付き書式」 → 「新しいルール」の順に選択します。
2.ダイアログボックスが表示されます。「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、次の数式を入力します。
例: =$D5="済"
(選択範囲の一番右端のセルのアドレスを入力。列は絶対参照、行は相対参照です)
3.入力後、右下にある「書式」をクリックします。表示されたダイアログボックスで「塗りつぶし」を選択し、背景色に黄色を選択して「OK」を押します。
完成
対応状況に「済」と入力すると、その行が黄色に塗りつぶされます。これでチェックシートの完成です。